お知らせ

不祥事件に関する追加報告について

2020/12/25


 2020年10月8日に公表いたしました元行員による不祥事件の発覚以降、内部調査を行ってまいりました結果、同一の元行員による別の不祥事件が発覚いたしました。

 あらためまして、被害に遭われましたお客さまをはじめ、日頃から当行をご愛顧いただいておりますお客さま、地域の皆さま、ならびに株主の皆さまに心よりお詫び申し上げます。



1.事件の概要

 (1) 元行員(次長職51歳、男性)は、白河支店及び新白河駅前支店の渉外係として担当していた2名のお客さまから、2016年12月及び2019年5月~12月にかけてお預かりした現金を、預金口座に入金せずに着服したことが新たに発覚いたしました。   

  ① 現金預かり時に所定の受取書ではなく複写式の領収書を受取書の代用として交付し、預金口座に入金せずに自宅に現金を保管していました。

  ② 現金預り時に所定の受取書を発行しないで預り、預金口座に入金せずに着服しました。

 (2) 2名のお客さまから着服した金額は合計で4,000,000円(実損額は2,000,000円)です。

 (3) 10月8日に公表いたしました事件と合わせますと、被害に遭われましたお客さまは5名、着服累計金額は8,900,000円(実損額5,000,000円)となります。

 (4) 元行員は、着服した現金を遊興費及び生活費、借入金の返済に充てておりました。


2.発覚の経緯

 2020年10月9日にお客さまからのお問い合わせがあり、また不祥事件発覚以降実施しました内部調査の結果、本件が判明いたしました。


3.被害に遭われたお客さまへの対応

 ご迷惑をおかけしましたお客さまには、事実関係をお伝えするとともに、深くお詫び申し上げました。また、実損額につきましては、元行員より全額弁済されております。


4.関係機関への報告等

 事件発覚後、法令等に基づき監督官庁等へ報告するとともに、告訴についても、今後、 警察に相談する予定です。


5.人事処分

 当該元行員は、既に2020年10月2日付で懲戒解雇処分としております。また、役員及び関係者につきましても厳正な処分を行っております。


6.今後の対応

 今回の事態を重く受け止め、法令等遵守の更なる徹底等、内部管理態勢の一層の充実・強化を図り、信頼回復と再発防止に向けて全行をあげて取り組んでまいります。


以 上